金町駅ホーム AM6:40
金町駅には駅ホーム南側に着発線群、北部に側線群がある。南側の着発線群は現役で貨物列車の時間調整に使用されているが、北側の非電化の側線が廃止された三菱製紙中川工場専用線の収受線跡である。現役当時専用線に向かう貨車は、南側の着発線群から亀有方にスイッチバックした後、緩行線と平面交差して収受線に入線したようである。驚くべきことに、調査時点でもこのための線路は当時のまま残されている(詳細は配線略図を参照)。ただし、入換信号機は白い×印で使用停止のうえ、消灯している(因みに2年前に訪れた時にはまだ電気は通っていた記憶がある)
北側の側線は旧収受線2線と松戸方の旧機折線で構成されていて、亀有方の引上線から入線した貨車が、スイッチバックして専用線へ向かう配線である。専用線跡は安全側線の先で大きく右にカーブしている。なお、架線は緩行線本線との平面交差部で途切れている。