高架建設に伴う線路切り替え
駅南側(西新井側)から見ていきたいと思います。真新しい高架橋が目立ちますが、よく見ると車庫線の線路が付け替えられているようです。
去年現下り急行線と平面交差した先で左に曲がっていた車庫線が、右に急カーブしています。車庫線の移設で空いたスペースは新下り急行線の高架用地になっていました。
下り緩行線の仮線を敷設するため、下り急行線高架の下には空間が設けてあります。踏切の真上に渡された鉄桁は、観察の1週間前に組まれたばかりのようでした。
踏切脇の歩道橋は高架をぎりぎり支障しないようになっているため、まだ撤去されていません。歩道橋に登ると高架橋を間近で見ることができます。
鉄筋が一部むき出しになっていることもあり、近くから見ると迫力があります。下り急行線切り替え後からしばらくの間、この歩道橋から電車を見ることができるかもしれません。
工事中しか見られない光景はさらに続きます。新下り高架線は現在の竹ノ塚駅東西自由通路とぶつかる位置に建設されるので、新しい仮設の自由通路が建設されています。ところが、その完成を待っていては工期が延びてしまう。そこで、どうしたかというと……。
自由通路の前後で先に工事を進めていました。その結果、自由通路部分のみ高架が途切れた状態になっています。
自由通路からは建設中の高架の上を覗くことができます。西新井方では、弾性直結軌道の設置準備と思われる金具が取り付けられています。
谷塚側でも高架の建設が続いています。
前回、緩行線の線路が切り替えられたのをレポートしましたが、その後急行線も切り替えられたようです。捻出されたスペースには新線高架が建設されています。
ちなみに、駅ホーム横東側には工事用資材置場があります。並んでいる機材を見る限り仮線関係の工事のようです。