小山駅
小山駅の北方には小さな側線群があります。かつては水戸線・両毛線経由の貨物列車などが使用したものだと思われますが、現在は両線ともに貨物輸送が廃止されているため、ときおり回送列車が時間調整のため停車するのみとなっています。
側線は6本あり、うち4本は着発線として使用されています。残り2本は南側が行き止まりになっていて、この2本が東光高岳専用線の貨物列車の発着に使用されているものと思われます。
東光高岳専用線は大きく右へカーブして古河電工の工場跡を目指します。一応現役の線路ではありますが、車両の通過頻度は1-2か月に1回程度と非常に少ないため線路のすぐ脇まで畑がせまっています。
カーブの先で線路は工場へまっすぐ進みます。周辺は真新しい一戸建てが立ち並ぶ住宅街で、単線非電化の貨物線とのギャップが面白いところです。