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御徒町駅
上野方を見てみます。写真からは分かりませんが、上野駅御徒町方の信号機が通電していました。もちろん全て停止現示で、白い×印で使用停止されています。先月からは架線の通電試験も行われているようですので、試運転が始まるのもそう遠くはないでしょう。
ホーム付近では電車線(京浜東北線)の線路と上野東京ライン線路とを仕切っていた柵が撤去され、線路がよく見えるようになりました。
折角なので、線路の写真を色々撮ってみました。柵があるときはよくわかりませんでしたが、工事用機械が頻繁に通っているためか線路が僅かに光っていました。ただ、渡り線部分はまだ使用できないようで線路は錆びたままでした。
秋葉原方は特に変化は見られません。作業員の方が2人写っていますが、これは回送線の保線作業と思われます。写真中央部には鉄道クレーン車(操重車の工事用機械版)が確認できますが、駅間で撮影できませんでした。
秋葉原駅
御徒町方です。線路に防音のための砕石が敷かれ、雰囲気がかなり変わりました。因みに、線路を支持している訳ではないのでバラストではありません。写真でも、京浜東北線の線路(バラスト軌道)より粒が細かいのが分かります。
架線柱には架線吊下用の金具が取り付けられています。御徒町駅では金具の設置の1ヶ月後に架線が設置されていますので、次回の観察時までにはここにも架線が取り付けられているでしょう。
神田方の勾配区間には、前回の観察時には影も形もなかった架線柱が並んでいます。たった一ヶ月でどうやって設置したのでしょうか。
高架の先も架線柱が取り付けてありますが、よく見ると下り勾配が始まるあたりからは未設置でした。最も来月には設置が終わっていると思われます。
おまけ ~上野東京ライン雪景色~
2月8日、東京は45年ぶりの大雪に見舞われました。こういう日に限って外出する用事があるもので、いつものアングルを中心に雪の積もった上野東京ラインの線路を撮影してきました。まずは御徒町駅から。
まだ使用されていない手前の2線はもちろん、電車の通過頻度が低い奥の回送線のレール上にも雪が積もっています。
秋葉原駅です。雪の間からコンクリートが見えていますが、近いうちに砂利が敷かれてまた雰囲気が変わるでしょう。