はじめに
日本で最も面白い信号場はどこでしょうか? 答えは仙山線にある「面白山信号場」です。その変わった名前もさることながら、宮城・山形の県境を越える長さ5,361mの「仙山トンネル」内にある信号場というのが最大の特徴です。現在でも仙台と山形を結ぶ列車が毎時1本通過していますが、2008年3月ダイヤ改正以降は定期列車の列車交換が設定されず、面白山信号場に列車が停車するのはダイヤ乱れ時等のごくわずかな場合のみとなっていました。
てっきりこのまま廃止されてしまうのかと思っていたところ、発売された2023年3月号の時刻表には驚くべきダイヤが掲載されていました。