京葉臨海鉄道配線略図
- 京葉臨海鉄道の配線略図です。京葉臨海鉄道臨海本線の全線調査レポートのほか、京葉線の未成貨物駅などを特集しています。
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配線略図.net書籍第5弾は京葉臨海鉄道です。
1日十数往復の貨物列車が行きかい、日本有数の貨物鉄道として知られる京葉臨海鉄道。1970年代と比べれば接続する専用線の数は激減したものの、現在でもほぼ全駅で貨物取扱があります。本書では、全線の配線略図と(ほぼ)すべての専用線・廃止専用線を記載した地図で京葉臨海鉄道を紹介します。
また、巻末では「京葉線の貨物駅4駅」と題し、京葉線沿線に計画されていた未成貨物駅(有明駅、行徳駅、鷺沼駅)と建設されたものの廃止された千葉貨物ターミナル駅の現地調査を行いました。これらの駅については、都心の壮大な未成計画でありながら資料が少なく詳細は明らかになっていませんが、現地には計画の痕跡がはっきりと残っています。千葉貨物ターミナル駅については航空写真・各種資料から作成した1970年ごろの配線略図を掲載しています。
収録配線略図
- 京葉臨海鉄道臨海本線(蘇我駅、千葉貨物駅、京葉市原駅、浜五井駅、玉前駅、甲子駅、前川駅、椎津駅、北袖駅 京葉久保田駅)
- 京葉線千葉貨物ターミナル駅・京葉臨海鉄道食品南線・食品北線(1970年頃の配線)
- 京葉線新港信号場
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新港信号場の設置経緯について
新港信号場の設置経緯について、書籍の初版ではかなり断定的な書き方をしてしまいましたが、実際は下のように複数の仮説が考えられるところです。
- 蘇我駅の下り貨物と上り旅客の平面交差を避けるため、手前に下り貨物のための待避線を設けた(書籍で紹介)
- 新港信号場の建設当時は(内房線のさざなみ号の日中運転がまだ存在したということもあり)特急列車の本数が多く、貨物の退避設備が必要だった
蘇我駅との距離関係や「下り線のみ」の信号場であることから、作者には前者の仮説の方が信ぴょう性が高いように思われましたが、断定的な書き方は避けるべきでした。お詫びして訂正いたします。なお、第2版では記述を訂正しております。
蘇我駅の立体交差について
蘇我駅付近には、すでに京葉線の立体交差の準備工事が行われているようです(読者様から情報提供をいただきました)。少なくとも京葉線蘇我駅が建設された1980年代には、蘇我駅に貨物の立体交差を建設する予定があったようです。
落丁の確認について
2018年発行の第2版において、白黒ページ全40ページのうち最後の39・40ページ(あとがき、参考文献、奥付)が抜けているものがあるようです。当該書籍には奥付がなく、「未成線となった新港線、ふ頭線についても……」の文章で始まる38ページ目が最後になっています。
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配線略図.netの書籍
- 公開日
- 2017年11月2日